憧れの海外遠征の振り返り②
2020年8月4日〜18日で
ロシアのアルタイ山脈最高峰ベルーハ山(4509m)に登ってきました!
今回はその記録について思い出しながら綴っていきたいと思います。
…その②!
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【8月7日】C1到着
朝食のクレープ?と目玉焼き
ここの紅茶には砂糖の代わりに、自家製のジャムをいれるんですけどそれがまた美味☕️
さぁ今日はC1まで出発!!
いかついトラックにぎゅうぎゅうに乗り込みヘリポートに移動!
昨日通った橋で車からまた降りて向こう側へ
ヘリの受付があるロッジ
心地よい音楽と見てるだけで癒されるロシアン女性達…👩🦳
…ここは天国か。
近くの部族のお店で楽器を購入。
音のままに「ミョンミョン」と命名。
高い出費だが衝動は抑えられない。
カザフスタンの国境も越えるので書類に時間がかかる…。
このヘリで一気にC1へ!やっと山に行ける
日程を考えて行きはヘリ。帰りは徒歩。
もうこの時点で日本じゃ見れねぇ景色だわぁ!!
…うひょー
…えっ!?
いきなり雪出てきた。。
…えっ!?
めっちゃカッコいい!!
……そう雪に覆われたあの1番高い山がベルーハでした🏔
「あれ、登るのかぁ…」
「…んーめっちゃ楽しみ…」
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C1 Tomskie Camp(標高:3000m)
ベースキャンプに到着…!!
「すっげぇ!スケールやべえ!」
全貌↑
ゴツゴツした岩肌と聳え立つ壁、、鳥肌モノ
景色に圧倒されながらドキドキするも、標高を急に上げたため心臓はバクバク。
しばらくは安静に過ごし身体を慣らします。
水分と食事を沢山取った後は雪上訓練。
…というか氷河上訓練??
これは自分達のパーティがどの程度技術があるのか確かめ合う為ガイド達と一緒に行いました。
ガイドの娘に教わる自分。
あと、同じ道具でも日本とロシアではやり方が少し違うんですよね〜。
…就寝!!
高度順応のためにも早めに寝る!
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【8月8日】高度順応
早朝に出て氷河を歩き近くの山に登りに行く。
そしてアタック前に高度に体を慣らすのが目的の日!
奥に見える雪壁(ドローンパス)を越えなければならない。
後ろを振り返れば綺麗なモルゲンロートである
「カッケェ…」
ながーい氷河を歩き、
ドローンパス(雪壁)まで到着…!
ひっくり返る程の長い道のりを2時間かけて登る。
雪壁には一本のロープが垂れてあり、そこに特殊な道具(ユマール)を使いながら上に登っていきます。
その特殊な道具(ユマール)を実践で初めて使うので、不安でいっぱいでした。
でも登り始めたらすっごい楽しくって!!
ユマール楽しー!って感じで。
※ユマールなかったら何回も死んでる(当たり前)
↑支点確保はこんな感じ(左オレンジの道具がユマール)
下を見下ろすと興奮する(めっちゃ寒い)
登り途中の風景(日がなかなか当たらない。寒い)
終盤(日が当たった…!)
こんな感じであっという間の2時間でした。
雪壁(ドローンパス)の上の様子
「おお!また凄い景色が現れたぞ!!」
明日からは2枚目の写真の先を行く。
「楽しみだなあ…」
休憩して、今日の目的地の山頂まで向かう。
足滑らせないか少し怖い(笑)
3500mのピークに到着!!
一山越えると新たな氷河と山々が現れる。
この辺りの氷河は一年中溶けないらしい。
ながーい歴史がある模様。
帰りも同じ道を辿り、C1まで戻る。
雪壁も下りはスルスルと降りていく。
氷河の上ではご飯が楽しみで走りぎみに帰宅💨
C1ではビキニ姿の女性が😳
他にも綺麗なドレスを着て写真撮影をしてるモデルさんらしき人も😳
夕日が差し込む「カッケェ…」
夜を迎える。。
…おやすみなさい💤
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ロシア豆知識のコーナー🎉
またまたやってきました大人気コーナー😤
・ロシア(アルタイ地方)は21時頃でもまだ明るい
日照時間が長いため夕方に宴会が始まっても明るいから酔いが回らない。気がする…!
・ロシアの人々は寒がり!
飛行機の中も店内も基本的に暑いくらい。
少しでも寒さを感じたら身の危険を感じるらしい
・みんなが酒好きな訳ではない
出逢ったロシア人は酒をあんまり飲まなかった。
逆に自分達が酒を飲みまくり引かれていた…と思う。
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【8月9日】停滞
朝起きると雷雨⚡️である。
ガイドと話し合った結果、明日も天候不良のため停滞することに…
雨が降り、曇りになったり、晴れたり、みぞれになったり不安定な状態
コーヒーを飲みながら本を読む人。
テント周りの石で城壁を築き、領土を広げる者。
キッチンと背もたれ付きの椅子を無我夢中で作る者。
そして、ロッジで買った楽器「ミョンミョン」の練習を始める。
何回やっても「ベンッッ」と鳴り、綺麗な「ミョ~~ン」までは程遠い。
ートイレについてー
ちゃんとした施設はないので、その辺の岩陰で用を足す。
風向きによって獣臭が漂う…。
寒くてバクテリアが少なくてなかなか分解されないらしい
ー水問題についてー
近くの氷河から水を汲む。
上に行くほど綺麗なので、濁った水を持っていくと嫌な顔をされる。
煮沸すれば飲める理論で貫き通す。
ーご飯についてー
昼は行動食
のループです。
他に現地購入した意味のわからない魚を食べたり、
インスタントラーメンを食べた
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【8月10日】また停滞
天気予報通り天候不良だ。
予備日はもともと2日あるが、今日で使い果たす。
明日も雨ならばアタックするのが難しくなるだろう…。
そしてパパ(ガイド)いわく明日からも天気は良くないらしい…。
困ったぞ…。
パパ(ガイド)と隊長が幾度も話し合い、予定を決める。
、、結果「様子見で!明日の朝の天候次第で決めよう、と!」
…「怖い。怖すぎるよ。運任せかよ…。どうか晴れておくれ。」
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ーC1の様子ー
↑亡くなった方達のお墓
↑先輩がカッコいいの撮ってくれてた
↑誕生日プレゼントに買ってくれたピッケル⛏
友よありがとう💓
明日晴れることを願って寝ます!
あ、「ミョンミョン」は「ベンッッ」から「ビィィ~~ン」まで成長した。
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次回はアタック編!
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